2008年03月03日
Happyを創出することができる人を、つくる。
今まで、きちんとした「経営理念」というものを掲げていませんでした。
これ、私の悪いところ。
会社にとって経営理念とは、法人という「人」格の根底に存在するものであり、会社のメンバーもみんな共有して、理解して、大事にしていかなければならないものだと私は思っています。
それが今までわかりやすい言葉で無かった訳ですから、社員のみなさんごめんなさい。
「Happyを創出することができる人を、つくる。」
これがファースト・スティングの経営理念です。
シンプルで誰にでもわかりやすく伝わる言葉にしなければいけない。
そう思うと、なかなかうまくまとめられず、たったこれだけのフレーズを作るのに3ヶ月ほどかかってしまいました。
そもそもHappyを創出するとはどういうことか。
先日、表参道にあるCasitaというレストランを予約しました。
プライベートでの予約でしたので会社名ではなく「伊東」で予約をしました。
Casitaの方とはお知り合いでは無かったので、予約の時点で「伊東=ファースト・スティングの伊東」というつながりは絶対にあり得ない訳です。
食事の途中に店長がお見えになったので、名刺交換をさせて頂きました。
そして最後に、出てきたエスプレッソがこれ。
「お口直しにどうぞ」といった感じで、テーブルに置いていかれたので、私、最初は何も気づいていませんでした。
しばらくして頂こうかとカップに手を近づけようとした瞬間。
やられました。。
数十分前に名刺交換をした情報からしかあり得ないと思われるのですが、「FIRST STING」の文字が浮かんでいるではありませんか。
なんだかすごくHappyな気持ちになりました。
これなんです。
我々も、お客さまにこのようなHappyの気持ちを感じて頂けるようなことを創出していきたい。
そのような人材でいっぱいの会社をつくっていきたい。
経営理念には、そんな思いを込めました。