2011年07月09日
業績が上がる理由
先日の日経ビジネスに面白い記事がありました。
この表の棒グラフは、マグドナルドの1店舗あたりの売上高だそうです。
2004年に就任された原田社長の大改革により右上がりの様子が見てとれます。
それに対して、折れ線グラフは一体何を表わしているでしょうか?
と、この記事では問いかけます。
正直に言うと、私は最初は直感的に
「1店舗あたりの売上が増加する」
↓
「固定費の伸びは売上の伸びを超えるはずがない」
という単純な思考回路で、総売上に対する固定費率の割合のようなものかな、といったような軽い感じで記事を読み進めていました。
正解は、離職率だそうです。
面白いグラフだな、と思いました。
うちのようなまだまだ小さな会社でも、思い返せば、離職率が高かった時期というのはやはり業績が低迷していたなあ、としみじみ思い返してしまいました。
実はここ最近のファースト・スティングはなんと正社員は2年以上離職者がゼロなんです。
人が辞めない
↓
人が成長する
↓
会社の業績が上がる
単純なことですが、とっても大事なことだなと実感します。
人というのは、良いときや楽しいときには大きく差がつきません。
苦しいときや辛いときに初めて差がつくものだと思います。
少々仕事のスキルが低くても、ひとつの仕事を継続できる人は、高いスキルがあるにもかかわらず、ころころと無意味な転職を繰り返す人にも勝る成果をあげることができるというのは、私の持論です。
どんな時でも頑張り続けられるメンバーに囲まれ続けて仕事ができることはとっても幸せです。